セブ島のドライマンゴーは、お土産としても有名ですが、セブ島があるフィリピンはどんな国なのかご存じでしょうか?フィリピンやセブ島独自のグルメや名産品とドライマンゴーの魅力をご紹介します。
セブ島があるフィリピンってどんな国?
マンゴーの産地としても有名なフィリピン。通年温暖な気候で、アジアのリゾート地として人気の観光スポットでもあります。マリンアクティビティが楽しめるのも、魅力の一つです。
日本から飛行機で約5時間ほどの距離にあり、過去にスペイン、アメリカの植民地を経て独立した歴史があります。首都のマニラがある本島と、セブ島を始めとするボラカイ島などの小さな島々から構成された国です。
植民地となっていたスペインや交易相手国となる中国など、周辺のさまざまな国や文化の影響を強く受けています。フィリピンの食文化としては、豚の丸焼きの「レチョン」や豚肉を香辛料で炒めた「シシグ」などのフィリピン料理も観光客に人気です。
アメリカの統治下にあった影響や国の方針による英語教育から、公用語は英語とフィリピノ語となっており、日本から語学留学をする人も多くいらっしゃいます。
セブ島はフィリピンの観光スポット!
フィリピンの中でも、直行便が就航しているほど人気なのが、セブ島です。
マンゴーの産地としても有名なセブ島では、お土産としてドライマンゴーも複数の種類があります。雨季には旬のフレッシュマンゴーを味わえるので、世界各地から観光客が訪れるリゾート地でもあります。
セブ島は美しいビーチやリゾートホテル、ダイビングスポットが豊富で、ナイトライフやショッピングも楽しめます。英語留学先として、フィリピン本島ではなくセブ島が定番となっています。飛行機でのアクセスも便利で、天気は一年を通して穏やかな気候が特徴です。
セブ島の名物料理は?
セブ島のグルメで有名なのは、まず「レチョン(Lechon)」という豚の丸焼きです。外はパリパリ、中はジューシーな食感で、フィリピンの祝祭には欠かせない伝統料理の一つとして愛されています。また、シーフードも豊富で、新鮮なエビやカニなどの海産物料理が楽しめます。
さらに、お土産としても有名なのが、セブ島のドライマンゴーです。世界的に有名で、観光客にも人気があります。
フィリピンのお土産の定番をご紹介!
温暖な気候のフィリピンでは、トロピカルフルーツやカカオなどが栽培されています。そのため、お土産としても、バナナチップスやドライマンゴーが特に人気です。
フィリピンの定番のお土産としては、以下の3つがあります。
・ドライマンゴー
フィリピン産のドライマンゴーは特に有名で、甘くておいしい誰にでも喜ばれるお土産として人気です。
・チョコレート
カカオの産地でもあるフィリピンでは、ハイカカオのチョコレートなど高級なブランドもあります。
・コーヒー
フィリピンのコーヒーとして有名なのが、独自の商品でもあるアラミドコーヒーです。ジャコウネコが食べたカカオ豆から採取して焙煎されて作られます。世界でも最高級の一品として扱われるほど有名です。
この他にも、パールのアクセサリーやココナッツオイル、パパイヤ石鹸などの名産品もあります。フィリピンのお菓子なども、日本にはない独自のものがあります。
セブ島のお土産といえば?
セブ島といえばドライマンゴー!と言われるほど、定番のお土産ですが、南国ならではの特産品や独自の工芸品なども人気があります。代表的なお土産は以下の3つです。
・ドライマンゴー
フィリピンのお土産としても人気ですが、多くはセブ島産のマンゴーを加工したものです。生のマンゴーは国外へ持ち出すことができませんが、ドライマンゴーならお土産として持ち帰ることができます。
・バナナチップス
バナナを加工したバナナチップスは、ドライマンゴーに次いで人気のお土産です。メーカーによって厚さが異なりますので、食べ比べてみるのもおすすめです。
・オタップ(OTAP)
セブ島を代表するお菓子であり、現地の方にも人気があります。パイ生地を重ねたようなサクッとした食感で、価格も安いのが特徴です。
これらの他にも、セブ島ならではのお土産として、豚の皮のスナック「チチャロン」や、インスタント麺の「カントン」なども人気があります。食品以外に、オーガニックコスメやココナッツオイルのスキンケア製品なども、女性に人気です。
お土産のドライフルーツは機内持ち込みOK?
感染症等のリスクを避けるため、生の果物や食肉などは検疫の対象となります。しかし、ローストナッツやドライフルーツ、焙煎済みのコーヒーなどは検疫を受けなくても機内持ち込みが可能です。ただし、乾燥度合い(水分量)やドライフルーツの種類によっては、検疫が必要な場合もありますので、事前に確認しておくと良いでしょう。
フィリピンはマンゴー大国!種類も豊富!
フィリピンマンゴーという呼称で呼ばれるほど、マンゴーはフィリピンの特産品でもあります。その中でも、フルーツの女王と称されるのがフィリピンマンゴーです。濃厚な甘さと芳醇な風味があり、フルーツ好きには堪らない魅力がつまっています。
フィリピンマンゴーには、大きく2種類あります。
一つは「ペリカンマンゴー」(カラバオ種)という種類で、一般的にフィリピンマンゴーと呼ばれているものです。完熟した状態で黄色い見た目で、縦長の形が特徴です。
もう一つの種類は「アップルマンゴー」です。
赤みがかった見た目で、熟すと黄色くなりますが、完熟する前の未熟な状態で食べるのが一般的です。実の部分はカラバオマンゴーと同様に黄色で、酸味と甘さが丁度良く、少し歯ごたえがあります。
マンゴーの品種によって栄養素は違う?
マンゴーには、約500種類以上もの品種が存在すると言われています。それぞれに特徴がありますが、栄養素の構成としては同じマンゴーという果物ですので、大きな違いはありません。しかし、マンゴーも他の果物と同様に、旬のマンゴーの方が栄養価が比較的高いものが多いです。
マンゴーは栄養の宝庫と言われるだけあって、ビタミンAやビタミンC、βカロテンなどが豊富に含まれています。その中でも、旬のマンゴーは特にビタミンAやビタミンCが豊富です。
生のマンゴーとドライマンゴーとの栄養素比較や健康効果は、こちらの記事をご覧ください。
マンゴーの豊富な栄養価で健康&美容効果をゲット!旬の時期やドライマンゴーについても解説
マンゴーの長持ちさせるための保存方法
マンゴーは水分量も多く、環境によっては痛みやすいので注意が必要です。マンゴーを長くおいしく楽しむための保存方法として、以下のタイミングと保存方法をおすすめします。
・熟すまでは常温
乾燥を防ぐために紙袋かポリ袋に入れ、直射日光や冷暖房を避けて保存
・完熟したら野菜室
冷蔵すると追熟しません!湿らせたペーパーで包んで、冷蔵庫の野菜室へ
・加工するならカットして冷凍
スムージーやお菓子作りなどで使用するなら、カットして冷凍しておくと便利
使用する用途や食べ方によって保存方法も異なりますが、新鮮なマンゴーは傷みやすく乾燥に弱いので、適切な温度で保存しましょう。完熟したマンゴーなら冷蔵保存で約5日ほど、冷凍保存で約1ヶ月ほどが目安となる期間です。
ドライマンゴーの作り方
生のマンゴーは傷みやすいのですが、ドライマンゴーなら少し長持ちさせることができます。ご自宅で作れば、お好みの乾燥具合にすることもできますので、ぜひお試しください。
<下準備>
1.ドライマンゴーの皮をむき、種を取り除いて、薄切りにします。
2.切ったマンゴーをボウルに入れて、レモン汁をかけて色止めします。
<乾燥方法>
・オーブンを使用する場合
低温設定(約50~70度程度)に設定し、スライスしたマンゴーを並べて、数時間かけて乾燥させます。
・フードドライヤーを使用する場合
機器の説明書や使用方法に沿って、温度設定を設定します。
・天日干しの場合
夏場の暑い時期なら、天日干しでも可能です。
ザルなどにスライスしたマンゴーを並べ、風通しの良い場所に置いて太陽の光を当てます。
ドライにしたマンゴーの保存方法は、密閉容器やジッパー袋に入れて、冷蔵庫のチルド室で保管しましょう。しっかり乾燥させたものであれば、約2~3ヶ月は持ちますが、酸化やカビを防ぐために、早めに食べきるのがおすすめです。
ドライマンゴーは、ヨーグルトなどでふやかして使うこともできます。うま味や甘みが凝縮されて、手軽に楽しめるおやつになりますので、長持ちさせたい場合におすすめです。
フィリピンセブ島産マンゴーもぜひお試しを!
フィリピンにあるセブ島は、世界でも人気のリゾート地であり、マンゴーを初めとするトロピカルフルーツの産地としても有名です。人気のお土産No.1のドライマンゴーは、日本で見る以上にたくさんの種類があり、海外旅行に行かれた際は持ち帰ることもできます。国産のマンゴーと食べ比べしてみると、また違った発見があるかもしれませんね。
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