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カシューナッツは嬉しい美容効果がたくさん!ダイエットや美肌など驚きの効果を紹介!

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最終更新日:24.02.06

美容効果たっぷりのカシューナッツ

なめらかな舌触りと独特の食感がやみつきになるカシューナッツ。おつまみにはもちろん、カシューナッツ炒めなどとして料理にもよく使われるナッツです。実はこのカシューナッツは、美味しいだけではなくミネラルやビタミンをはじめとする栄養もたっぷり含んでいる食材なのです。

カシューナッツの栄養価の高さは、巷のスーパーフードにも引けを取らないほどであり、その健康や美容への効果は絶大です。美肌効果はもちろんのこと、他にも驚きの効果がたくさんあります。今回は、東京上野・アメ横で1956年から続くナッツとドライフルーツの専門店・小島屋の視点から、カシューナッツの美容への効果に重点を置いて詳しく解説します♪

カシューナッツとは?

カシューナッツの原産

カシューナッツとは、南米が原産のウルシ科の植物です。マンゴーなどと同じく熱帯性植物で、現在はインドが最大の生産地とされています。

カシューナッツの特徴

カシューナッツの木は、写真のような赤い実を付けるのが特徴です。5~10cm程度の大きさの実にぶら下がっている種子がカシューナッツ。なんとなくカシューナッツの形をしていますよね。見ての通り、1つの実に1粒のカシューナッツしか取れません。

赤や黄色に生る実はリンゴのようにも見えることから、カシューアップルと呼ばれることもあり、現地では実を食べることもあります。匂いもリンゴのように甘く、良い香りがしますよ。

カシューナッツに含まれる主な栄養素

カシューナッツに含まれる栄養成分のうち、特に重要なものを紹介しておきましょう。

オレイン酸

オレイン酸とは、身体に良いとされる不飽和脂肪酸の1種で、オリーブオイルにも含まれる成分です。コレステロール値をコントロールする働きがあります。がんなどの原因となりうる過酸化脂質を作りにくいという性質があり、様々な生活習慣病の予防に効果が期待されています。

【参考】】植物油に含まれる脂肪酸 – 一般社団法人日本植物油協会

各種ミネラル

ミネラルとは無機質とも言われ、5大栄養素の1つです。身体を構成する主な4元素(酸素・炭素・水素・窒素)以外のものを指します。カシューナッツに含まれるミネラルには、鉄分・亜鉛・マグネシウム・銅・カリウムなどがあります。

どのミネラルも身体の機能を整える機能をたくさん持っており、バランスよく摂取することが重要なので、カシューナッツはよいミネラル源と言えるでしょう。特に亜鉛と鉄はナッツの中でもトップクラスの含有量で、貧血予防などに効果があります。

各種ビタミン

カシューナッツは、ビタミンも豊富です。ビタミンB1・パントテン酸・ビタミンB6、ビタミンKといったビタミンを含みます。ビタミンもミネラルと同様、身体の機能を整える細かな働きを持っており、エネルギー代謝などに関わります。

(カシューナッツの詳しい栄養成分については、以下の記事も参考にしてみてください↓↓)
カシューナッツは美肌や健康が喜ぶ栄養がたっぷり!効果的で最適な食べ方もご紹介

カシューナッツの美容効果

それでは本題の、カシューナッツの美容効果について見ていきましょう。

美髪効果~美しく艶やかな髪に~

カシューナッツに多く含まれる亜鉛は、タンパク質の合成に関わるミネラルです。髪の主成分であるケラチンというタンパク質を作る働きがあり、髪にハリとコシを与えるのに重要な成分となります。そのため、亜鉛が不足すると皮膚障害になったり脱毛を起こすことが指摘されているのです。

またカシューナッツは、髪の原料になるタンパク質も多い上に、パントテン酸というビタミンも含みます。パントテン酸はコラーゲンを作るビタミンCを助ける働きがあるので、結果的に髪やお肌を正常に保ってくれます。

【参考】亜鉛の働きと1日の摂取量 -公益財団法人長寿科学振興財団
    パントテン酸 -わかさの秘密

ダイエット効果~痩せる身体に~

ダイエットには、代謝をあげて脂肪を燃焼しやすくさせることが重要です。カシューナッツに多いビタミンB1は、糖質の代謝を促しエネルギーを作る役割があるため、痩せやすい身体につながります。

またカシューナッツは、他のナッツに比べて水溶性食物繊維を比較的多く含みます。水溶性食物繊維は、水に溶けてゼリー状になり腹持ちをアップさせる効果があるうえ、糖の吸収を緩やかにして脂肪の蓄積を抑える効果もあるので、ダイエットに有効と言えるでしょう。

【参考】ビタミンB1の働きと1日の摂取量 -公益財団法人長寿科学振興財団
    食物繊維の分類と特性 -大塚製薬

むくみの解消に~余分な水分をスッキリ~

カシューナッツに含まれるミネラルの1つにカリウムがあります。カリウムは、ナトリウム(塩分)とともに余分な水分を排出する働きを持ちます。塩分を摂りすぎた時に嬉しい成分ですね。女性の悩みとして多いむくみをスッキリ解消しつつ、体内の不要物も一緒に排除してくれるため、デトックス効果があると言えます。

【参考】カリウムの働きと1日の摂取量 -公益財団法人長寿科学振興財団

美肌効果~肌トラブルのない肌へ~

カシューナッツには抗酸化作用のあるオレイン酸が豊富に含まれており、細胞の酸化を防ぐ働きがあるためアンチエイジングに効果的です。また、豊富に含まれているビタミンB1はエネルギー代謝に関わり、身体の代謝を良くします。そのため新陳代謝がアップし、身体の毒素を排除しやすくするので肌トラブルの予防にもなるのです。

エイジングケア~健康で若々しく~

抗酸化作用のある成分としては、亜鉛も重要な栄養成分です。亜鉛は、活性酸素を取り除く酵素の成分。亜鉛やオレイン酸が豊富なカシューナッツは、エイジングケアに強い食材と言えます。酸化によってできる過酸化物質は、がんや動脈硬化といった疾患を引き起こすことがありますので、抗酸化作用は、美容だけでなく健康にも重要なのです。

年齢に負けずいつまでも健康であることは、美しくあり続けることにとっても重要ですよね。美を求めるには、美容ケアとともにエイジングケアも大切なのです。

【参考】活性酸素と酸化ストレス -e-ヘルスネット(厚生労働省)

美容効果を高めるカシューナッツの食べ方

カシューナッツの選び方

美容の効果を目的としてカシューナッツを食べるのであれば、カシューナッツの新鮮さも重要です。なぜなら、脂質の多いナッツは酸化しやすく、酸化すると身体に影響を与える化合物を摂取することになるからです。新鮮なナッツの方が、栄養も豊富で美容効果を得やすいのです。また、添加物が少ないものを選ぶのも大切でしょう。

もちろん小島屋でもカシューナッツを用意しています。その種類はなんと8種類!生カシューナッツから素焼き・塩味など、お気に入りの種類がきっと見つかります。ダイエットや美容効果目的であれば、無塩・無油の素焼きがおすすめ。職人さんの技術を生かしながら強めにローストしているので、カシューナッツの甘みがより引き立っています。

1日の摂取量

美味しくてついつい食べ過ぎてしまうカシューナッツですが、1日の摂取量の目安は10粒程度です。カシューナッツのカロリーは、100gあたり576kcal。他のナッツよりはカロリー低めとはいっても、食べ過ぎには注意が必要です。

10粒であれば大体15g程度ですので、90kcal程度になります。これくらいであれば、たとえダイエット中であってもおやつに取り入れられるでしょう。

おすすめレシピ

ここで、カシューナッツを用いたおすすめレシピをいくつか紹介します。美容効果を高めるための食べ合わせにも注目してチェックしてみてください!

~カシューナッツ×アーモンド(ビタミンB2)~

カシューナッツはビタミンB1が多いですが、ビタミンB2は残念ながら少なめ。対照的にアーモンドはビタミンB1は少なめですが、ビタミンB2がとても豊富なのです!つまりこれらを合わせることで、ビタミンB群がしっかり補えます。

ビタミンB2は美容ビタミンともいわれ、肌荒れの予防や美肌に効果のある成分です。カシューナッツの美肌効果をさらに底上げしてくれること間違いなしですよ。

【参考】ビタミンB2のおはなし -Chocola.com(エーザイ)


~カシューナッツ×きゅうり(ビタミンC)~

カシューナッツに含まれるパントテン酸はビタミンCの働きを助ける働きがありましたが、
きゅうりにはビタミンCが豊富に含まれます。ビタミンCは日焼けの予防や美白に効果のあるビタミンです。そのため、きゅうりとカシューナッツを合わせることで、美肌効果がより期待できますよ。

~カシューナッツ×アボカド(ビタミンE)~

アボカドといえば豊富なのがビタミンEです。ビタミンEは強い抗酸化作用のある「抗酸化ビタミン」として知られています。カシューナッツと組み合わせることで、よりアンチエイジングやエイジングケアに期待できますので、美容効果や健康維持にはおすすめの組み合わせです。

カシューナッツを食べて美しさをゲット!

カシューナッツはダイエットや美肌・美髪など、美容に嬉しい効果がたっぷりのナッツです。アンチエイジングにも嬉しいカシューナッツを美味しく食べて、美しさをゲットしましょう!

よくある質問

Q

カシューナッツ 1日何個まで?

A

カシューナッツは一般的には1日に30g程度(約15〜20粒程度)が適量とされています。間食の目安は1日200kcalとされており、カシュー1粒7~9kcalほどになります。カシューナッツには脂質やたんぱく質、食物繊維、ビタミン・ミネラルなどが含まれています。

Q

カシューナッツ 何個まで?

A

カシューナッツは一般的には1日に15〜20個程度が適量とされています。間食の目安は1日200kcalとされており、カシュー1粒7~9kcalほどになります。

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あんこ

この記事を書いた人

あんこ

元看護師。食生活アドバイザー3級。4年間の看護師生活で、生活習慣病をはじめ様々な疾患の患者と出会い、病気になる前の健康づくり・食事の重要性を実感する。「良く食べることは良く生きること」をモットーに、健康的な食生活を実践中。小島屋店主の「ナッツとドライフルーツを通じて、楽しく美味しく健康的な生活のサポートをしていきたい」という思いからオファーを受けて小島屋に参画し、2020年12月より小島屋のよみものを担当。現在は、栄養や疾患の知識をもとに健康に関する記事を執筆する。

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<無塩・無油で職人さんがローストしました>【ナッツ専門店の新鮮な品をお届けします】
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インド産カシューナッツ使用のあめがけカシューナッツです
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