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フィリピンマンゴー買い付け紀行 第2章 工場視察編 その2

第2章 工場視察編 その2

フィリピンマンゴー買い付け紀行

そんな訳で広い工場を視察です^^
社長のBMWに乗って、建物から建物を移動する事になりました。

 
まず最初に連れて来て頂いたのは、倉庫です。

私たちが、案内された時は、大半のマンゴーは加工作業に移ってしまっており、
倉庫に残されたマンゴーは少なく、写真の通り、空間が空いていますした。

朝早くここにくれば、入荷した生マンゴーで一杯になっているそうです。
 ※ここは倉庫のごく一部です。広すぎて全部はとても移りませんでした。

 

 

倉庫に入荷したマンゴーは、下記の洗浄・皮むき作業所に運ばれます。

綺麗に現れたマンゴーは、ベルトコンベアーを移動しながら、
皮むき専用スタッフさんによって、綺麗に果皮をとられていきます。

因みにTシャツの色で、皮を剥く能力を現しています。
青いTシャツの人は、3秒で1個のマンゴーを剥くそうです。
 ※凄いスピードですね:笑

 

 

皮を剥かれたマンゴーは、そのまま細かく切り分けられています。

□ ドライマンゴー用のスライス部分
□ 不揃いマンゴー用の細かくしかカットできない種沿いの部分
□ より細かい部分はジュースなど他で利用
※ 種や皮といった屑は、肥料や飼料として加工利用されるそうです。

という様に、細かく切り分けられています。

因みに、床はエポキシ樹脂でコーティングされ、常に床などを洗い流すスタッフが、
こまめに掃除をしていて、非常に衛生的な状況が保たれていました。

 

 

切り分けられたドライ用マンゴーは、トレイに並べられると、
奥に見える、乾燥機械でドライマンゴーの第1段階に移ります。

機械はあまり写真をとってはいけない、秘密のものだそうなので、
遠景撮影ですが、ご容赦くださいませ。

因みに、トレイや棚などの全てで木材が一切使われておらず、
ステンレス・プラスチックなどでした。
これは防虫対策の一環だとの事です。細かい部分もばっちりですね。

 

 

その後、シュガーリング&乾燥処理・成分検査など、数個の工程をへて、
下記写真の検品作業にうつってまいります。
 ※間の作業工程は、特殊機械など企業秘密が多く、写真撮影不可でした。

検品場所では、上下長袖の白衣、手袋・マスク・防止着用、防虫衛生ライト完備
衛生面への気配りは、この様な基本事項だけじゃありません。

作業部屋の気圧は、外部より高くなっており、ドアの開封時に中から外に風が吹き抜けます。
なので、スタッフの出入りのタイミングでも虫は侵入できないんです。

また、私たちが訪問した日は、偶然ドイツのTVクルーが取材にはいっていまして、
この検品ルームでクルーに遭遇しました♪
こちらのマンゴーは、ヨーロッパでも非常に人気が高いマンゴーブランドなんだそうです。