今回試したウィスキー
バーボン、スコッチウィスキー、ジャパニーズウィスキーの3種類を比べてみました。
★いずれも香りの強いロックで飲んだときの相性です。
全体の総評
ウィスキーとひとくちに言っても、スコッチとバーボン、ジャパニーズウィスキーなど、原料や製法によって味わいや香りが大きく異なります。
例えば、スコッチのマッカランは香りが強く味わいはマイルド、スコッチの製法をベースに作られているジャパニーズウィスキーではる山崎はより派手な香りが特徴です。
バーボンに分類されるジャックダニエルは比較的香りが弱く、癖が少ないウィスキーです。
またロックで飲むのか水割りで飲むのかにもよって、つまみとの相性も一概には言えません。
ロックで飲むと香りの強いナッツと競合していたマッカランと山崎は、水割りにすると香りが弱くなるため、ジャックダニエルのようにまんべんなく可もなく不可もない相性となります。
ウィスキーにおすすめのナッツ・ドライフルーツ
ナッツ |
ドライフルーツ |
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相性バツグン |
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相性がよい |
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ナッツとの相性
ジャックダニエルは比較的香りが弱くクセの少ないウィスキーのため、まんべんなくそこそこ相性が良いようです。それに対して、マッカラン、山崎は香りが強いため、同じく香りの強いものとは競合し、相性が悪く感じられました。
しかし、アーモンドの香りはウイスキーの樽の香りと比較的近いようで、相性が良いようです。
ナッツでもっともお勧めなのはやはり濃い塩アーモンドです。ウイスキーの甘みと塩味が引き立てあうこと、またアーモンドの香りがウイスキーの香りとなじみます。
ドライフルーツとの相性
ジャックダニエルは全般的に合いました。
マッカラン、山崎とは、酸味の強いアプリコットとドライチェリーとの相性が良いようです。
砂糖の味が強いものは全体的に相性が悪く、また自然な甘みのものでも酸味が弱いドライマンゴーなどはまずまずと言ったところでした。生姜糖は味わいの癖が強く、ウィスキーの風味を損なうようです。